富山県下においては、冬季(12月から翌年2月までの3ヶ月間)の降積雪や凍結を起因とする労働災害が多く発生しているところであり、令和2年12月から令和3年2月までの休業4日以上の死傷者数につきましては、327人(対前年度比57人増)となり、近年では大雪となった平成29年度の406人に次ぐ被災者数となったところです。
降雪量の増加や気温の低下によって労働災害が多発していることから、冬季の気象状況によっては労働災害の多発が危惧されます。
また、過去10年の冬期における労働災害死傷者数のうち、転倒災害による死傷者数がその39%を占めていることからもこれに対する対策を講じることも必要です。
これらのことから富山労働局においては「令和3年度(強化版)冬季無災害運動実施要網」を策定し、期間中の労働災害防止対策の徹底が図られることとなりました。
また除雪作業を行なう方は、出動時間に地面が凍結していることが多く、機械まで移動する際に駐車場内で転倒することがありますのでご注意ください。
12月1日より令和3年度建設業年末・年始労働災害防止対策強化期間を迎えますが、併せて冬季特有の労働災害にご注意ください。
令和3年度(強化版)冬季無災害運動」周知依頼文など
以下、富山労働局ホームページから
建設業年末年始労働災害防止強調期間実施要項
本期間: | 令和3年12月1日から令和4年1月15日まで |
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スローガン: | 「無事故の歳末 明るい正月」 |
建設業年末年始労働災害防止強調期間実施要領 |