最近の労働災害の発生状況は、職場での転倒災害が最も多い事故の型であり、また近年、増加傾向にあり、今年も前年同月比で約2割増(令和3年9月速報値)と大きく増加しています。
転倒災害の約6割が休業1か月以上であり、特に50歳代以上の女性で多く発生しており、転倒災害を予防することは、女性や高齢者が益々活躍できる社会の実現のためにも重要です。
こうした中で、このたび厚生労働省と消費者庁は、日本転倒予防学会と協力して、日本転倒予防学会が主唱する10月10日の「転倒予防の日」を契機に、国民に対する転倒予防の呼びかけを行っています。
安全・安心な職場づくりのため転倒防止の対策に取り組みましょう。